最近人気が低迷中のブルーレイレコーダー、一昔前は、テレビと一緒にレコーダーもセットで買うのが普通でしたが、今は外部ディスクに残すというよりも録画したHDDで楽しむ時代になってきています。一方、テレビ番組を可能な限り高画質で録画・保存したいと言う人や物理的なメディアとして残したいと考えている人も一定数おり、まだまだ根強い必須な家電製品に間違いありません。
ただ、ブルーレイレコーダーは価格が高いところがネックで、大手家電量販店に行くと、ざらに6万円や10万円超えのものまで様々です。しかしネットでは「ブルーレイレコーダー 」と検索すると不思議なことに「1万円」とのキーワードがでてきます。
そこで、今回は、ブルーレイレコーダーを破格の1万円台で売られているのか、また買えるのかガチでリサーチしてみました。
ブルーレイレコーダー1万円台 ガチでリサーチした結果
- ブルーレイレコーダーは録画機能付きで安い?HDDレコーダー1万円以下という誤解 リサーチしてわかったこと
- DVDとブルーレイディスクの違い
- レコーダーとプレイヤーの違い レコーダーの機能とは?
- 結局ブルーレイレコーダーとは? まとめると
- プレイヤーとレコーダー、HDDレコーダーの違いを再確認する
- HDDの容量はどのくらい記録するのか考える 基本1TB以上
- 録画予約と同時録画の必要性を考える
- ブルーレイレコーダー激安だからといって決して買ってはいけないもの 注意点
- HDDの容量が少ない
- ブルーレイレコーダーの型式を確認 あまりに古いものはNG
- 聞いたことがないメーカーまたはブランド
- ブルーレイレコーダー安く買う おすすめポイント、狙い目を解説
- ブルーレイレコーダーを安く買う 一人暮らしの利用シーン 選ぶポイントは?
- ブルーレイレコーダーを安く買う 家族4人の利用シーン 選ぶポイントは?
- ブルーレイレコーダーを安く買う方法 型落ちの新品を狙う
- ブルーレイレコーダーを安く買う方法 ヤマダ電機 アウトレットで狙う
- ブルーレイレコーダーを安く買う方法 ジョーシンアウトレットで狙う
- ブルーレイレコーダーを安く買う方法 セールや割引高めの時期を狙う
探した媒体やメディアは以下の通りです。
価格は1万円台なので19,999円(税込)までとし、新品のみをリサーチする範囲としました。
【リアル店舗】
- 大手家電量販店(ケーズデンキ、ジョーシン、ヤマダ電機、エディオン)
- イオン系列
【ネット店舗】
- 大手通販サイト(Amazon、楽天、ヤフーショッピング)
- イオン系、セブン系などの大手ショピングモールのネットショピングサイト
結論からいうと、残念ながら新品で1万円台はありませんでした。大方、安くても3万円台からで、また型落ち品、例えば、数年前の型式や売れ残り品などもさすがに1万円台ではありません。
ただ、中古品なら確かに、1万円台では結構あるようです。↓
昔は、新品のブルーレイレコーダーは安くても8万円程度していましたが、3万円でも破格の値段になっています。
ではなぜ、ブルーレイレコーダーでネット検索した時に「1万円」と関連したキーワードがでてくるのか
疑問ですよね。次に今回リサーチしてわかったことを解説していきます、
ブルーレイレコーダーは録画機能付きで安い?HDDレコーダー1万円以下という誤解 リサーチしてわかったこと

ブルーレイレコーダーと一緒に検索表示される「1万円」「録画機能付き」リサーチしてみて、わかったことがあります。まずはブルーレイが何なのかわかっていない検索者が多いという点です。
また、レコーダーとプレイヤーの区別もついていません。確かに、ブルーレイプレイヤーでしたら、1万円台で大手メーカーの機種がでてきます。
「ブルーレイレコーダー」「1万円」リサーチしてわかったことをまとめました。
- DVDとブルーレイディスクの区別がわかっていない。
- レコーダーは何をするものか具体的にわかっていない。
- レコーダーとプレイヤーの区別が混同している
- 自分の使用環境にあったブルーレイレコーダーがわからない
この4点が上げられます。
ブルーレイレコーダーをお得に購入する方法を解説する前に、この4つの疑問点を理解していないとせっかく購入したのに、オーバースペックな機種や逆に機能が足りないものを選んでしまいます。簡単に次で説明します。
DVDとブルーレイディスクの違い

DVD(Digital Versatile Disc)とブルーレイディスクは、どちらも光ディスクの一種で、映像や音楽などを記録・再生するメディアですが、いくつかの点で異なります。
【容量が違う】
DVD: 比較的容量が小さく、一般的なDVD-Videoの場合、片面1層で4.7GBの容量です。
ブルーレイディスク: DVDよりもはるかに大容量で、片面1層でも25GBの容量があります。
ブルーレイディスクは高画質な映像や大容量のデータを記録することができます。
【画質・音質の違う】
DVD: 標準的な画質で、テレビ放送と同程度の画質が一般的です。
ブルーレイディスク: DVDよりも高画質で、高精細な映像を楽しむことができます。
ブルーレイディスク高音質な音声も記録できるため、より臨場感のある映像が楽しめます。
【価格が違う】
ブルーレイディスクは一昔前よりな値下がりしていますが、まだまだDVDよりも値段が高いです。
ただ市場の普及率から言うと、まだまだDVDが活躍しているところが多く、ブルーレイはまだ発展段階と言えます。
レコーダーとプレイヤーの違い レコーダーの機能とは?
DVDとブルーレイディスクの違いがわかったところで、次はレコーダーとプレイヤーの違いを解説していきます。すぐわかるように違いを表にしました。

ブルーレイレコーダー | ブルーレイプレイヤー | |
テレビ録画機能 | 〇 | ✖ |
ブルーレイディスクにコピー | 〇 | ✖ |
ブルーレイディスクの再生 | 〇 録画した番組、市販のディスクなど | 〇 市販のディスクなど |
HDD搭載 | 〇 大容量を搭載していることが多い | △ HDDを搭載していないことが多い |
その他 | テレビ番組表の表示や予約録画など、テレビとの双方向通信機能がある | 単純な再生機能のみ |
ブルーレイレコーダーは、テレビ番組などを録画できる機能がついた機器です。一方、ブルーレイプレイヤーは、既に録画されたブルーレイディスクやDVDなどの再生に特化した機器なのです。
この表からみてもレコーダーは多機能でしかもHDDを備えているものが多い為、かなり家庭では普及しているとはいえ、価格が1万円台で販売するのは難しいでしょう。
HDDだけでも大容量になると1万円前後にもなります。
結局ブルーレイレコーダーとは? まとめると
内臓のHDDに、テレビ番組の録画ができ、編集も可能、メーカーやグレードによっては、外でも録画した番組や映画をみることもできます。また高画質・大容量のブルーレイディスクにデータ記録し長期保存ができるものです。
次に最後の疑問の答えとなる、自分の使用環境にあったブルーレイレコーダーのポイントを解説します。やはり自分のやりたいことと機能が見合っていなければせっかく購入したのにもったいないですよね。
ブルーレイレコーダー1万円台は厳しい!!でもお得に買う方法

ブルーレイレコーダーが何なのかどのような機能があるかをしりましたよね。意外とある程度機能や違い、特色は理解していても、自分の使う領域の取捨選択は必要です。その取捨選択が価格にも反映するので、次は改めて購入するポイントを解説していきます。
プレイヤーとレコーダー、HDDレコーダーの違いを再確認する
唐突ですが、自分が何をしたいか今一度整理してみましょう。
例えば、テレビを録画もするしブルーレイディスクにも録画したいなど
利用環境によって必要不必要をわけることをおすすめします。特に先述にも説明しました、レコーダーが必要なのか、プレイヤーだけの機能を考えているのかによって、価格も大幅に違ってきます。
まずはブルーレイディスクまたはDVDで記録したいかが購入選定の分岐点になります。またブルーレイディスクやDVDを再生する使い方しかしないのであれば、プレイヤーをおすすめします。
また録画したいが、ディスクには記録する必要がなければ外付けHDDで十分です。
またディスクに記録するのにも、高画質大容量のブルーレイディスクにするのか、価格安価なDVDにするのかによっても変わってきます。ただブルーレイディスクに記録できるレコーダーは基本DVDも再生・記録もできるため、どちらか迷っている人は、ブルーレイレコーダーの方がおすすめです。
HDDの容量はどのくらい記録するのか考える 基本1TB以上

上述でレコーダーとプレイヤーを選定し、レコーダーを考えているのなら、今度はHDDの容量はどのくらい自分に必要かを考える必要があります。
よく言われるのは、一人で使用するなら500GBで十分ですが、家族で使用する場合は、1TB以上がおすすめです。目安ですが一覧表にまとめました。
500GB | 1TB | 2TB | |
使用人数 | 1人 | 2~3人 | 4人以上 |
地デジ (約17Mbps) | 約60時間 | 約130時間 | 約260時間 |
※参考:録画時間の目安を知りたいのですが? | アイ・オー・データ機器 I-O DATA
例えば、500GBのHDDを搭載しているレコーダーであれば、地デジ約60時間なので、週一/1時間のドラマ3本毎回録画するとしたら、3時間/週×4週間=12時間/月です。単純に計算すると録画をけさなければ、5か月ほど録画し続けられます。
ただ、BS放送の4Kを記録したい場合は、HDD容量が2倍必要なため、500GBでしたら約30時間しか録画できません。
録画する頻度や番組の時間によりHDDの選び方も違ってきますが、基本は1TB以上をおすすめします。
更に4Kの録画も考えてるのなら、2TB以上です。
録画予約と同時録画の必要性を考える
ドラマなど番組の録画予約を毎回するのをめんどくさいですよね、そんな毎週録画が必要な方は、全録レコーダーは必須です。
全録レコーダーは、設定したチャンネルの番組を数日間〜数週間にわたり録画できる機能です。格安のレコーダーにも標準でついている機能ではありますが、購入の際には確認しておきたいものです。
また同時録画ができるのかも購入を検討するポイントです。
同時録画とは同じ時間に違う番組を録画できる機能です。同じ時間に見たい番組が被ることって意外と多く、特に特番が多い年末年始などは最たるものです。また家族が多いと必ず被ります。
基本は2番組までの録画が標準でついているレコーダーが多いですが、家族が多いまたは、複数のドラマを録画する方は3番組以上の機能は必須でしょう。
ブルーレイレコーダー激安だからといって決して買ってはいけないもの 注意点
新品のブルーレイレコーダーで1万円台はないですが、中古品で激安、5000円程で買えるものもあります。激安だからといって買うと後悔するものも多数ありますので、選ぶ場合の注意するポイントをご紹介します。
HDDの容量が少ない
HDDが500GB未満のものを選ぶのはやめておきましょう。今の流通している新品のブルーレイレコーダーには500GB未満は見当たりませんが、中古ではまだ250GBで流通しているものもあります。容量が足らないと更に外付けHDDなど別途費用がかさんでしまいます。
ブルーレイレコーダーの型式を確認 あまりに古いものはNG
HDD自体、消耗品です、数年経過していてどのくらいHDDの利用頻度もわからないものを選ぶと購入してしばらくしてから書き込みエラーが発生し、使えなくなるリスクがあります。一般的にHDDの寿命は3~4年程度されています。
参考:HDDの寿命は3~4年程度?平均より短くなる原因や延命方法 | アイ・オー・データ機器 I-O DATA
必ず型式をみてネットで検索すると発売日がでてきます。
その発売日を確認し今とどれくらい年数経過しているか把握する必要があります。
予想できるのは3年以上経過しているものは、故障リスクは高いと思ってもいいかもしれません。
あくまで想定する年数であって、酷使した使い方をしなければそれ以上の年数でもつものがほとんでです。
聞いたことがないメーカーまたはブランド
最近では中華系のメーカーも有名になってきてはいますが、全く聞いたことがないメーカーは購入をやめておくことをおすすめします。
昨日に制限がある可能性もあり、耐久性もわかりません。必ず名の知れたメーカーを選びましょう。
ブルーレイレコーダー安く買う おすすめポイント、狙い目を解説

なかなか1万円台では、ブルーレイレコーダー新品では手に入らないですが、なるべくは安くお得に買いたいですよね。ここでは、利用シーンによって選ぶポイントを解説し、安く買う方法とをお伝えしていきます。
ブルーレイレコーダーを安く買う 一人暮らしの利用シーン 選ぶポイントは?

一人暮らし向けのブルーレイレコーダーを選ぶ際には、サイズや機能、価格を総合的に考慮することが重要です。一人暮らしなので、もちろん利用者一人となります。
通常、記録容量は1TBあれば十分です。またスペースを無駄にしないできるだけコンパクトなデザイン、また機能的には、特にこだわりがなければ2組同時録画のベーシックタイプであれば価格を抑えたブルーレイレコーダーをおすすめします。
人によっては、多忙であれば、外出先から録画した映画やドラマを観る機能もあれば尚良いでしょう。自分の生活スタイルや視聴頻度に合わせて、最適なブルーレイレコーダーを選ぶことで、快適な一人暮らしライフをさらに充実させることができます。
価格帯としては、4万円台が狙い目です。
ブルーレイレコーダーを安く買う 家族3~4人の利用シーン 選ぶポイントは?

4人暮らしに最適なブルーレイレコーダーは、録画容量や同時録画対応、ストリーミングサービスの機能を重視して選ぶことが重要です。家族全員がそれぞれ異なる番組を録画したり、インターネット経由で外出先からも録画予約ができると便利です。
記録容量は2TB以上が必要でしょう、よく録画する家族はそれ以上がベスト。4人分の録画が必要になりますが、大容量のフルーレイレコーダーは価格が飛び跳ねて高くなります。もし利用してしばらくしてからデータ容量が足らなくなったら、外付けHDDも増設できるレコーダーが便利です。外付けHDDは手軽で1TBでしたら数千円レベルで手頃です。また機能的には、3番組など複数同時録画タイプが必須となってきます。
価格帯としては、6万円~8万円台が狙い目です。
ブルーレイレコーダーを安く買う方法 型落ちの新品を狙う
ブルーレイレコーダーの新作は魅力的な機能が追加されていたり、デザインも鏡面ガラス使用になっていたり、魅力的なのですが、数年前に発売した1世代前のブルーレイレコーダーも新製品と劇的には違いはありません。
スマホでいえば最近のiPhoneのように、新作はでていますがそんな斬新な機能は増えておらず見た目も変わらなければ、1世代前でも十分満足できます。
特にブルーレイレコーダーは2世代前でも、そんなに機能が全く違うということはありません。ただ型落ちのものでも、自分に合った利用スタイルを考えてスペックをチェックすることをおすすめします。
ブルーレイレコーダーを安く買う方法 ヤマダ電機 アウトレットで狙う

大手家電量販店のヤマダ電機でアウトレット・リユースの店舗で購入すると比較的安く買えるので狙い目です。このアウトレット・リユースは全国のヤマダデンキグループ(ヤマダ電機、マツヤデンキ、ベスト電器など)から集めた旧モデル等の掘り出し品をアウトレット品として販売しているところです。
アウトレットやリユースといっても、アウトレット品であれば、購入金額によりますが、3年保証や5年保証(有料)もつけて安心です。またリユース品も自社工場で点検や洗浄したものを販売しており、保証をつけれるのも魅力的です。
ブルーレイレコーダーを安く買う選択肢の一つです。
ブルーレイレコーダーを安く買う方法 ジョーシンアウトレットで狙う

ヤマダ電機アウトレットと同じようにショーシンにもアウトレットを専門に扱う店舗がいくつかあります。もちろん購入気学によりますが、保証をつけれたり、ヤマダ電機のようにアウトレット専用ホームページはないので、住まいの近くにあれば行く価値はあります。
意外と型落ちで4K対応ブルーレイレコーダーが破格の5万円台で販売していることもあるので要チャックです。
ブルーレイレコーダーを安く買う方法 セールや割引高めの時期を狙う

ブルーレイレコーダーを安く買える時期は、いくつかの特定のタイミングが挙げられます。おおよそ5パターンの時期が狙い目と言えます。
【年末年始(12月~1月)】
年末のセールや新年の初売りで、家電製品が割引されることが多く、冬のボーナス時期に合わせて、家電量販店で特売が行われることが多いので狙い目です。
【ゴールデンウィーク(4月~5月)】
ゴールデンウィーク前後には、家電量販店でセールやキャンペーンが行われることがあり、このタイミングも割引を狙いうやすいと言えます。
【お盆(7月~8月)】
お盆休み前後は、一部の店舗でセールが開催されることがあります。人が集まることが多い時期でもあり、販売商戦で売上げを上げたい時期でもあるので安くなる傾向です。
【ブラックフライデー(11月)】
海外発のセールですが、最近では日本でも導入され、家電製品が大幅に割引されることがあります。特にオンラインショップでのセールが多い。他の4パターンの時期と比べると少し値引き率が低いかもしれません。
モデルチェンジ時期(春または秋)
新モデルが発表されるタイミング(おもに春か秋)には、旧モデルが値引きされることがあります。新製品にこだわらない場合は、これを狙うのも賢い選択だと言えます。
まとめ ブルーレイレコーダー 1万円台であるのか お得に安く買える方法

以下にわかりやすいように記事のポイントをまとめてみました。
- ブルーレイレコーダーで1万円台の新品、中古もない。
- ただ再生のみするブルーレイプレイヤーは1万円台で販売している。
- ブルーレイレコーダー1万円までは安くはないが、自分の使う環境や用途を理解すれば、機能の取捨選択として安く購入することは可能
- ブルーレイレコーダーを購入するおすすめポイントは、型落ち品やアウトレット品
- できるだけ安く買う方法は、ヤマダ電機やジョーシンのアウトレット店舗が長期保証もついてお得
- 安く買える時期は5パターンほどありますが、そんなに購入を急いでいないのであれば、4月~5月、7月~8月、12月~1月が狙い目